Let's challenge 《白樺編みの帽子》

以前、紹介した白樺編みのベレー棒の編み方に、興味を持っていただけたので、チョッと講習会を開きたいと思います。上手く説明できるか？

まず材料
輪針　１０号、６号
並太程度の毛糸　70ｇ
ゲージ（10ｃｍ平方）　18目　33.5段
毛糸を購入する時にラベルに表示されてるゲージを参考に選んでください。針の太さは、ご自分の手加減で変更していただければ、良いと思います。
写真は全てクリックで大きくなります。必要に応じて、ご利用ください。また、説明の過不足ありましたら、お教えいただけると嬉しいです。

さて始めますよ。まず、2目作り目します。 この時、厚みが出ないように、糸を針に絡めるだけの作り目です。ゴム編みの作り目の要領です。もちろん普通の作り目で始めても

1. この作り目が1段、2段目を編み3段目の1目目は滑り目・一目編み・1目増やして、4段目は3目編みます。 5段目は1目滑り目で2目編み1目増やします。
   こうして、２段毎に１目増やしを続けて21段で12目になったら、1つ目の三角のピースが出来上がります。
2. 22段目、21段目で増し目した目と次の目を編み、残りの10目を休ませます。 23段目からは、3段目からの繰り返しで、2つ目の三角のピースが出来上がります。
   これを繰り返して、7つのピースを作ります。8つ目のピースは、1１目目の増やし目はせずに終了です。これで、第１ブロックは完成です。
3. 8つ目のピース（⑧と表示）と始めのピースを繋ぎます。この時、捻らないように気をつけてくださいね。 1つ目のピースの増やし目をしていない方から、表を見た状態で10目拾い目をします。第二ブロックの始まりです。
4. 拾い目が1段、2段目は滑り目からはじめて 最後の目と⑧の１目を２目一緒に編みます。３段目も滑り目から始めて10目編みを繰り返して⑧の目を全て編み込んだら、20段編めて最初の四角のピースが出来上がります。これが⑨です。
5. 引き続き、 ⑧からの拾い目です。このときは裏を見た状態での拾い目です。⑩が始まります。
   ここで再確認。編み始めは全て滑り目から始めます。
   3段目の最後の目と⑦の一目を一緒に編みます。5.の要領で⑦の目が無くなって２１段編めた事になります。⑪から⑯までは⑩と同様に編んでいきます。第２ブロックの終了です。
6. 第３ブロック、⑰は⑨からの拾い目です。 このとき裏を見ての拾い目です。２段目をの最後で⑯の目を２目一度にして、第２ブロックのときの要領で編み進みます。
7. ⑱は、⑯から、表を見た状態での拾い目です。 ⑮の目を編みこみ終わったら、⑱が終了。⑲から(24)まで同様に編み、第3ブロック終了です。
8. 最終ブロックです。⑰から拾い目して（25）を始めます。 （25）は（24）の目を編みこんでいきます。これは、第2ブロックと同じです。
9. （26）は（24）からの拾い目で始めます。 これが1段目、2段目の編み終わりで(25)の休み目と2目一度に編みます。3段目の編み終わりに(23)の目を2目一度の編むを繰り返します。
10. 同じ要領で、(27)～(32)まで編み進めます。 最後に、(32)の１０目が残ります。これを(25)に綴じつけて出来上がりです。中心が少し開きますが、 この上に飾り釦やボンボンを飾り付ける時に閉めてください。
11. 最後に被り口を6号針で一目ゴム編みで仕上げます。
    編み初めの三角の部分から、10～12目づつ拾い目をして80～96目、2センチ程度編んで、ゴム編み止めで始末します。
12. 包み釦の作り方は、鈎針で凹凸の無いの釦の大きさに合わせて編んで、包むように綴じ付けてください。
    
    実は、残り糸で編み始めたら、途中糸が足りなくなってしまい、編み直したので配色が替わっています。

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